Ninjaよ!私は帰ってきた!!

四半世紀の時を越え再びバイク乗りに挑戦!が表向きで「これを期にブログをやりたい!」が本音、のブログです。
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リスニング②

しかし、リスニングにはさらに高いハードルが控えている。

今でこそ日本人と欧米人の聞き取る周波数の違いが科学的に明らかになっているが(周波数の違い)、われわれの学生時代にはそんなことは取りざたされてはいなかった。

だがオレ自身、実はそうなんじゃないか、と当時からその仮説を立てていた。


電車の中で外国人たちが会話をしているのを聞いてふと思ったのだ。

何をしゃべってんのか聞き取りの練習をしてやろうと思って耳をそばだてたがまるで聞こえてこない。普通の人よりかは英語を専門にやってんだから聞けるはずだと思ったが無理だった。

電車の中。走行中の雑音は相当なものである。日本人なら雑踏の中、声がかき消されないように普段よりハイトーンにしてしゃべるのではないか?普段しゃべるトーンを10段階の5としたら7、ないしは8ぐらい声を甲高くしないと伝わらないことが多い。特にオレなど声が低いから余計にそうだ。

にもかかわらず彼らは普通のトーンで会話をしていた。いや日本人で言うとレベル3ぐらいのトーンだ。さらに聞きづらい。

こりゃもしかして聞き取る能力が元から違うんじゃないか?って思った。


数年後、アメリカを訪れる機会があり、その仮説は確信に変わった。

「日本人にしては発音がきれい」とよく他から言われ、自分の発音にかなりの自信を持っていた。

だが実践してみるとどうだ?

まるで通じない。「ワン、ハンバーガー、プリーズ」すらもだ。そんな英語でさえ何度も聞き返されてオレの自信は跡形もなくふっとんだ。

なにがいけない?

自問自答を繰り返すうち、あの電車の中の光景を思い出した。

そうか。トーンが上がりすぎている。

日本人の場合、よそ行きの声は多少なりとも声が上がる。お母ちゃんが電話に出るときのあれだ。

これは外国人には余計に聞き取りにくいらしい、ということに気がついた。
オレの「ハンバーガープリーズ」もよそ行きの声になっていたんだ。

よく考えてみたらオレの発音がうまいと言われるのは英語の文章を読むのがうまいのだった。それは腹から声を出していわゆる英語の発音になっていたからだろう。

こうなったら、そりゃもう聞き返されるの覚悟で一気にトーン3まで下げて注文するのみだ。

トーン3。日本人相手なら経験上「は?」「すんません。もう一度言ってください」と絶対に聞き返されるトーンだ。

ハンバーガー屋の雑踏の中、低い声でセット名を告げる。

「つ、つうじたか!?」

と、すぐに店員が注文を聞き入れ行動をとった。なんの障害もなく買い物が済んだ。

やっぱそうなんだ。

と、それからはできるだけ低いトーンを心がけ事なきを得た次第であった。


こんな調子だから日本人学生にとってのリスニングはハードルが高いんだ。

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